過去ログ - デスコ「初めましてデス、おねえさま!」
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27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/03(月) 21:13:12.11 ID:TwSOmdLM0
再び静かに寝息を立てたデスコの頬を、そっと撫でた。温かい。今感じる、この熱。妹の存在。

アタシは、もう本気でこの世界を悪夢だなんて言えない。言ってしまえば、全てを否定してしまう。

大切な、妹の存在ですら。

けど、それでもアタシは思いたい。あの時見た、あの光景。あれだけは、悪夢だと思いたい。

フーカ「寝汗……すごいな。身体ベトベト。……シャワー浴びて来よ」

とにかく、身体を洗いたい。全身にべたついた感触があり、気持ち悪い。

灯りを持って、寝室を出る。時刻は、もう丑三つ時を回っているのだろう。

暗い廊下を、ランプを持って一人歩く。しかしほどなく、向こう側から足音が聞こえて来た。背筋がぞっと寒くなり、アタシは無意識に灯りを前に突き出した。

フーカ「だ、誰――」

ヴァルバトーゼ「何をしているんだ、お前は」

キョトン、とした顔で言って来たのは、ヴァルっちだった。アタシは全身の力が抜けて、そのまま床にへたり込みそうになる。



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