過去ログ - 八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている上にエロい」雪乃「20周」ハァハァ
1- 20
59:八股先輩 ◆3svf9ywuI.[saga]
2014/02/05(水) 03:52:45.94 ID:UIAmleOO0


葉山「………ふっ」


青峰「抜かせ……何!?」クソッ

青峰(あの体勢からターンだと!? くそっ、こいつの動き!!)


葉山「………」ダンッ


青峰「このやろぉおおおお!」ダンッ

青峰(こいつっ、バスケット素人じゃねぇか!!)



 青峰は戦慄した。

 かつて、バスケットを愛するプレイヤーをことごとく潰してきた。

 いや、青峰自体にその自覚はない。

 “バスケットプレイヤー”がバスケを好きで、愛し、努力してきたからこそ、その存在の大きさに潰れるのである。


 ――目の前の男は、バスケを知らない。


 それでも自分を抜かし、ゴールへ届こうとしている。



青峰「許せねぇええええ!」ブンッ

葉山「………」ガシャァンッ

青峰(ダンク……だと…)



 素人のダンクがどれだけ難しいかは、スラムダンクを読めばわかる。

 葉山隼人は自身のセンスのみで、それを決めたのである。



青峰「……くそっ、次はディフェンスしやがれっ!」

青峰(ぜってぇ抜かす……)

葉山「ああ、もちろんだ」


 青峰はバスケを愛している。

 だから、葉山隼人が許せなかった。


 ――いや、“素人に負けた自分”が許せなかった。


青峰「うぉおおおおお!!」ダンッ




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
91Res/40.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice