8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:29:28.13 ID:hNZv/pKMo
謝罪はいらない、と拓海は思いました。
勝手知ったる駐車場とはいえ、前方不注意であることには間違い無かったのです。
これがロボ達だったから良かったものの、もし仁奈や薫達だったらと思うと怖くて仕方ありません。
「そんなもん、いらねえよ」
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:29:57.38 ID:hNZv/pKMo
「お前は……いや、お前なら謝るだろう?」
「当たり前だ」
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:30:24.55 ID:hNZv/pKMo
「はぁ……ったく、あんたのその説得ってやつには敵わねえな。お陰でこっちは、何の因果かアイドル稼業だ」
「天職だろ?」
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:30:53.42 ID:hNZv/pKMo
拓海は、地下の晶葉ラボへ向かいます。
晶葉ラボ、それはCGプロの魔窟とまで呼ばれたアンタッチャブルです。安易に触れることは許されないのです。
だけど、拓海はラボのドアを普通に開けました。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:31:20.03 ID:hNZv/pKMo
「ロボは、バイクの修理が終わるまで代わりになると言っている」
晶葉が説明します。
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:31:47.10 ID:hNZv/pKMo
「フルフェイスじゃないが、安全性は保証するぞ、さ、乗った乗った」
ウサミンロボは期待の眼差しで拓海を見つめています。
拓海は、プロデューサーの言葉を思い出しました。
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:32:13.96 ID:hNZv/pKMo
ぶろろん、ぶろろん
「…………」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:32:42.10 ID:hNZv/pKMo
「なんでわざわざ……」
「ウサミンロボの動力は無公害無騒音のウサミンエンジンだからな」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:33:12.32 ID:hNZv/pKMo
「どうした?」
「なんか言ったぞ、今」
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:33:39.64 ID:hNZv/pKMo
「ウサミンロボがバイクと人間を担いで走ってるだけじゃないのか」
「そうとも言う」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/04(火) 23:34:07.35 ID:hNZv/pKMo
「そうだ。そりを引くプロフェッショナルにだ。バイクのタイヤとして働くためにだ!」
「……そうか……そこまでして……」
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