3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/05(水) 05:05:19.07 ID:lpI9XS3EO
今朝、前線付近の基地の簡易兵舎に入舎した。
新任の兵士は三十名。
剣士が占める割合が最も多く、その後に槍、弓、機甲兵に続く。
それとごく少数の魔法使い。
つい二ヶ月前に兵士になるための修練過程を終えた者ばかりで、
僕もその中の一人だ。
今日から戦場での日々が僕達の日常になる。
日常。もちろんひどく間違った意味でだけど。
皆、張り紙を心底適当に流し見たかと思うと無作法に荷を解いた。
槍使い「なぁ、さっき先輩が戦況について話してるのを聞いたんだけどよ。」
槍使い「やっぱり相当ジリ貧でさ、なんとか踏みとどまってる状態らしいぜ?」
弓使い「そんなの分かりきってたことじゃないか。どこでもそうさ。」
男「あぁ。魔王軍を抑止する力が日に日に弱くなってるからね。」
男「我が国にとって防衛の要だった南の同盟国の王都もつい先月陥落したっていうし」
弓使い「どこもガタガタだな」
槍使い「ちくしょう。ここもいつ落ちるか‥‥‥‥」
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