過去ログ - 「アイドルの集う喫茶『アイドル』」
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17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/05(水) 20:53:58.16 ID:yxTRm8fd0
店主「私からも言わせてもらって良いかな」
志保「え、はい」
店主「うちの常連に、こんな信条を持つ人がいるわ」
店主「『孤独が人を強くする』ってね」
店主「実際彼はその信条に則って生き、今や大手芸能事務所の社長よ」
志保「もしかして、黒井崇男さんですか」
店主「よく知ってるわね。どっちかというと『王者でなければ、生きている価値がない』の方が有名かと思ってたわ」
店主「まあそれは置いておいて、実際仲間が多ければ良いって単純な話じゃないわ」
店主「彼の言うとおり、孤独が人を強くすることもある」
店主「考え方は人それぞれ、正解もそれだけ存在するのよ」
麗華「まあ、つまるところ、「絶対の正解なんかないから、場違いとか気にせず自分の考えがあるならそれに従え」ってことだよ。協調性がないのは困るけどな」
店主「そゆこと。むしろ私としては、自分の信念があって良いと思うわ」
店主「例えば春香ちゃんは、「皆で仲良く」とはいうけど、それでも勝負から逃げたりしない。同じ事務所の仲間であっても、手加減はしないでしょうし」
店主「似たようなタイプでは961プロのJupiterも、黒井社長の下についてはいるけどユニット内での団結は大したものね」
店主「対して千早ちゃんは、殆ど一人の力で高い地位を築いた。流石に大きな挫折の時には、皆の助けが力になったらしいけどね」
店主「アイドルにも色々な形があるから、間違いなんてのはそうそう無いわ」
志保「じゃあ、私は今のままで良いってことですか?」
麗華「ああ」
店主「そういうこと」
志保「……なんだか、こんなことでクヨクヨしてた自分がバカらしくなってきました」
店主「それもまた一歩よ。これからきっと、アイドルとしての苦労はあるだろうし、自分の信念を曲げずには通れない道もあるかもしれない」
店主「けど、進める術があるなら進むべきよ。私の経験上ね」
麗華「私たちみたいに、一度堕ちても蘇ったしぶといのもいるしな」
店主「まあ、志保ちゃんはなんとなく売れていく気がするけど」
麗華「いっそのこと伊織と同じ路線で売ってみれば良いわ。三ヶ月後には『北沢志保 罵倒3時間CD』が全国のCDショップに平積みにされるかもしれないわよ」
志保「それは……ちょっと」
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