過去ログ - 上条「アイテムの正規メンバーですか」絹旗「超2です」
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◆Ks/3680U6o
[saga]
2014/02/05(水) 22:24:12.35 ID:dRyCym8z0
上条は十数メートルをその身体をバウンドさせながら飛んでいった
麦野自身、身体に限界が来ていたこともあってか上条を殴るとその場に倒れる
「むぎの!」
滝壺が麦野の側へと駆け寄る
彼女もまた体晶の強制終了とその状態での新たな体晶の服用により身体は満身創痍
ヨロヨロと身体を揺らしながらも麦野の元へ辿り着く
「滝壺、アイツは……?」
「かみじょうは……、っ……立ちあがった……」
「くっ……」
上条当麻は立ちあがった
しかし彼もまたその身体が、垣根とのほぼ殺し合い同然の修練の日々を彷彿とさせる状態へと追い込まれていた
「テメェはなんでそんな目で私らを見るんだ!! アイテムを壊滅させるのが目的ならそんな目で見てんじゃねぇよ!!」
「俺は……」
麦野の目線は上条を捉えて離さない
薄汚れたスキルアウトのアジトである廃墟の床でその高価な服を汚しながらも麦野は言う
「私らだってな、こんな学園都市の闇の中で生きてんだよ!! そんな憐れむようにして死ぬなんて真っ平なんだよ!!」
「俺は……」
Level5の第四位でありながら地にその身体を伏すその姿は普段からは想像も出来ない
しかしそのような想定外の状況で追い込まれているにもかかわらず、彼女の目はまだ諦めていない
自分が戦うことで守るものがあるから
自分が戦うことで得るものがあるから
「そんなヤツに私らが負けるかよ!!!」
麦野が声を荒げる
しかし、その勢いは続かない
上条が麦野や滝壺、奥で様子を伺っているフレンダ、倒れている絹旗を見て叫ぶ
「俺はお前らが羨ましかったんだよ!!!!!」
「っ……」
麦野の声が詰まる
上条はどこか高揚としていて取り乱しながらも必至に自我を保っているようだった
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