過去ログ - 男「ガンプラバトル?」セイ「ブルーディスティニー1号機ですね!」
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62:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/06(木) 07:49:36.49 ID:/rSiRKG90
―後日―

彼の話を強引に解釈するなら。

破損したBD-1の頭部には、レイジがくれたあの石。今はもう粉々に割れてしまっている。
会場のバトルシステムはこれに反応していた。破壊対象としてでなく動力源として。
謎のEXAMは本来のEXAMとも少し違う。レイジのような適応力の高い人間に対して発動するのだ。
おそらくはマシタ会長が仕込んだ攻撃プログラム。彼が使える手札はアリアン製のものしかない。
アリアンの石を動力源とし、アリアンの人間に代表される適応力の高い人間に対して発動。コントロールを奪い暴走する。

アクシズショックの現場に居合わせたアムロ・レイとユウ・カジマ。
さらにニュータイプでありユウと関係の深いマリオン・ウェルチ。
3人の魂がユウキ先輩、男くん、妹さんの3人に入った。
ユウキ先輩は意識を奪われるほど、男くんは夢を見るくらい、妹さんには大きな変化は見られなかったという。
石が割れた後、彼らの存在は確認されていない。ユウキ先輩もおかしなところはなくなった。
あのEXAMはニュータイプであるアムロ・レイに反応していたのだろうか。

そしてどういうわけかこの石がBD-1の頭部に紛れ込み、男くんは無意識でBD-1を仕上げていたという。
石に幻覚作用でもあるのだろうか。ガンプラの中の幽霊?それとも、それこそブルーディスティニー…宿命だったのか?
真相は分からないし、現実味の無い出来事ばかりだ。けれど異世界の王子、レイジは僕といた。
だからこの物語は僕らの胸にしまっておこう。石は割れてしまっても、レイジと過ごした日々は色褪せない。

セイ「決勝…頑張るよ、レイジ」


『やってきました、決勝戦再試合!今日はどんなバトルが我々を待ち受けているのか!』ワーワー

友「始まるぞー!」ワーワー

妹「楽しみです!」ワーワー

女「男はどっちを応援するの?」ワーワー

男「そりゃセイだよ。去年のリベンジ、期待するぜ」ワーワー

蒼い運命に振り回された夏が過ぎていく。
賑やかになった部活で、来年も大会に出て、今度はきっとセイと戦える。
右手には彼女の左手。来年もその先も、この想いは変わらない。

セイ「X3ファントム、行きます!」バシュゥ

名人「フラッグ・アメイジング、出る!」バシュゥ

この日、この夏最高気温が叩き出された――……。


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