過去ログ - モバP「そして輝子は」
1- 20
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/07(金) 01:20:59.15 ID:XywmlDJw0

 輝子は義理と本命を理解できていなかった。言葉の意味ではなく、気持ちとしてである。それを知るにはまだ、彼女は未熟過ぎた。そして、彼女は自らの未熟さを自覚していた。

「ギリとホンメイっていうのは…よくわからない。だから」

 その未熟さを補ってくれるのは、きっと親友である彼だと、そう思っている。

「――し、知ってたら教えて……」

 輝子は、自分の気持ちに悩む、乙女となった。






                              おしまい






<<前のレス[*]次のレス[#]>>
27Res/12.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice