118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 22:12:58.57 ID:R+SwF7xDO
【ep5】
パチェ「すぅ〜……zzz」
小悪魔「……パチュリー様……」
小悪魔「………」
小悪魔「この文章を書いたのは、本当にパチュリー様なんですか……?」
『好き好き好き好き好き好き』
小悪魔「……こんな……こんなの……。
パチュリー様、貴方様は一体どうなされたのですか……?」
パチェ「zzz……」
小悪魔「どうして、こんな……どうして……。
なんで人間なんかに……しかも、顔も知らない相手に……」
パチェ「zz……」
小悪魔「パチュリー様……私は……私の……」
小悪魔「私はいつだってパチュリー様のお側に居るのに……どうして私なんかではなく、どこかの人間になんかに……」
パチェ「z………」
パチェ「……う……ん?」
小悪魔「……パチュリー様。おはようございます。」
パチェ「……小悪魔?……おはよ……。
……起こしに来てくれたの……?」
小悪魔「……いえ……その……」
ギュッ
小悪魔(私はパチュリー様の秘密を覗いてしまった。この紙、日記の切れ端を見てしまった。
そして、知ってしまった。パチュリー様が……人間と………。
偉大なる魔法使いであられるパチュリー様の従者として、私は……パチュリー様に警告をしないと。人間に近づき過ぎることの危うさを……)
小悪魔「パ、パチュリー様!」
パチェ「……ふぇ……?」
小悪魔「!?」
パチェ「……?」
パチェ「……って、ふぁっ!?あ……ご、ごめんなさい!気の抜けた返事をして……。
す、少し寝呆けて、頭がぼーっとしてたのよ…。」
小悪魔「は、はぁ……」
小悪魔(……パチュリー様の腑抜け声……可愛い……)
パチェ「……ごほん。んで、何かしら?」
小悪魔「……いえ。その……」
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