過去ログ - パチュリーが文通にハマる話
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19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/02/09(日) 17:55:57.30 ID:9aG7UTfDO
【ep2】



咲夜「パチュリー様。咲夜、参りました。」

パチェ「よく来てくれたわ。こんな朝早くに忙しくはなかったかしら?」

咲夜「朝御飯の仕込みは済ませてきたので問題無いです。
それで、ご用件というのは?」

パチェ「咲夜。あなたは朝の香りって分かるかしら?」

咲夜「朝の香り?」

パチェ「ええ。日が上り始める丁度今ぐらいの時間に、独特の香りがするらしいの。
植物達が一斉に酸素を吐き始めて、それが何かの匂いを発するのかしら?」

咲夜「はぁ……。確かに朝窓を開けた瞬間に変わった匂いを感じたりはしますけど……。
それがどうかなさいました?」

パチェ「いえ。ただ、凄く心が落ち着くらしいの。その香りを嗅ぐと……」

咲夜「心が落ち着く……。
そこまではいきませんけど、あの匂いがすると確かに朝の業務により励める様な気は致します。
あの匂いを嗅がないと……」

パチェ「新しい朝が来たって実感が湧かない?」

咲夜「はい。そんな感じになりますね。」

パチェ「そう。朝の香り……か。やっぱり図書館の中では感じられないものなのよね。」

咲夜「そうですね。よろしければ、庭に出てみてはどうです?
そろそろ日も上がった様ですし、その朝の香りを感じるにはちょうど良いのではないでしょうか?」


パチェ「………そうね。体調が良さそうなら、そうしてみるわ。」


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