56:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/11(火) 19:41:13.38 ID:v9xp6/KDO
咲夜「何かしら?マグカップですか?」
レミリア「あれは私のゲーム機……?」
パチェ「……?花でできた被り物やら本やら……?」
妖精・陽「お前らが部屋に大切そうに置いてたものばかりだ!!これらを無事返して欲しかったら、私の親友を解放しろ!!」
レミリア「なるほど。交換条件を持ってきたわけね。」
咲夜「あのマグカップは……私がお嬢様から頂いた……」
妖精・陽「そうだ!お前が大切そうにしてた……」
咲夜「……にそっくりなのを美鈴が陶芸で作ったものですね。」
妖精・陽「……だ、だが、その美鈴とか奴からもらった大切な物にはかわりないだろ!?」
咲夜「まぁ……美鈴がオリジナルを割った謝罪と一緒に持ってきた物だから大切にはしてましたけど……。
正直複雑な気持ちで置いてるんですよね……」
妖精・陽「……じゃ、じゃあこの小さいのは!?吸血鬼が大事にしてた……」
レミリア「まぁ、大切にはしてたけどね。でも、そろそろ買い換えかなって思ってたし……」
妖精・月「……で、でも、こういうのって中に入ってるデータとかいうのが大事なんじゃ……」
レミリア「それ、カセットが差さってないでしょ?」
妖精・陽「……え?」
レミリア「私は常にカセットを抜くようにしてるの。カセットが無事なら、そんな機械がどうなろうと……」
妖精・陽「……な、な、ならなら!!この古くさい本はどうだぁ!?」
パチェ「え……?あれは……」
小悪魔「わ、私がパチュリー様から初めて貰い受けた本!!」
妖精・陽「こ、これなら……大切な物に……」
小悪魔「パチュリー様!ごめんなさい!私がぼーっとしてたから……」
パチェ「あれって、たしか重複してる図書があったからあげたやむよね?」
小悪魔「はい。パチュリー様が私に初めてくださった大切な……」
パチェ「なら、いいわ。」
小悪魔「え……?」
パチェ「もしあれが破壊されても、もう1つあるのをあげるから……」
小悪魔「え!?でも、それではパチュリーの分が……」
パチェ「いいわよ、別に。貴方なら本を大切に扱ってくれると思ってるから。
私が読みたいと思った時にはあなたが貸してくれればいいわ。それなら、同じ本は2冊も要らないわよね?」
小悪魔「パ、パチュリー様……」
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