過去ログ - 咲「ファイアーエムブレム?」【安価】
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[saga]
2014/02/08(土) 22:41:08.17 ID:qedEkFlVo
襲撃を受けたのが夜半過ぎだったことと、起こった出来事の衝撃の大きさからくる疲れで、咲はひどい眠気を覚えながら、どこへとも知れず馬を走らせていた。
背後に遠く、火の手にあかあかと輝く城の姿が見える。
咲「お姉ちゃん・・・」
不安と心配と、なぜ姉を一人残してきたしまったのかという後悔とが、咲の胸の中でわだかまっていた。
不安なことはそれだけではない。
咲「ここ、どこなんだろう・・・私、あんまりお城から離れたことないのに・・・」
とにかく追手から少しでも遠ざからねばならないという思いで、咲は見覚えのない山道を、どこへとも知れず馬を走らせてゆく。
咲「寒いし・・・一人っきりだし・・・すごく怖い」
火事と戦いの興奮の中で忘れ去っていたさまざまなことが、こうして一人での逃避行のうちでは、抑えても蘇ってきてしまう。
咲「これから私、どうしたらいいんだろう・・・」
照がそばにいてくれれば何も問題はない。もし言葉通りに、今すぐにでも追いついてきてくれるなら。
だが、もしそうならなかったらどうすればいいのか?
まんじりともせず、東の空がうっすらと白みはじめるまで、山道を駆け続けた咲は、ふと小さな灯が瞬いているのを目にした。
咲「・・・あんなところに、家があるみたい」
ここがどこかも分からない、睡眠もろくにとっておらず、そういえば空腹も感じている。
咲「あの家の人に、助けてもらえないかな・・・」
もうだいぶ気も静まって足取りがゆっくりとなっていた馬を、咲は落ち着かせるように何度か軽く叩き、家のそばで足を止めさせた。
咲「あの・・・すみません!」
早朝のこととあって、まだ誰も起きていないのではないかと案じながらも、咲は家の中に向かって呼びかけてみた。
???「あれ、お客さんじゃない?」
中で誰かの声が聞こえる。そこそこ年のいった女性だろうか。
???「やっぱりそうだよ。ちょっと見てきて」
???2「え、俺が?」
???「珍しく早起きしたんだから、それくらいいいじゃない」
???「ったく・・・わかったよ」
そんなやり取りの後すぐに、民家の扉が音を立てて開いた。
???2「どちら様ですかー?」
咲の前に姿を現したのは、年の頃はほぼ同じくらいの、かなり背が高く、金色の髪をした男の子だった。
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