164: ◆y1mocXMtjQ[saga]
2014/03/04(火) 10:59:51.89 ID:g3eUNCweo
ゼロ「そうか」
身体を強く揺さぶられ、中心部から広がる死の感触。
セイバーの身体を純白の剣が貫いたのだ。
それまでの怒りが冷めたように落ち着いた声を聞いて、セイバーは口を開いた。
セイバー「あなたの……名前は…?」
ゼロ「……」
ゼロ「何もない、名前はないよ」
納得したようにセイバーは笑い、涙を浮かべた。
遂にその体が消滅を始めた直後。
セイバーは哀れむように、否、哀れだと言った。
セイバー「だから……何もない『無』だから、貴女はゼロを名乗っていたのですね」
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