263: ◆y1mocXMtjQ[saga]
2014/04/11(金) 07:49:29.26 ID:lyqZk6LQo
━━ 同日……冬木市・某所 ━━
極限の最中、間桐雁夜は息も絶え絶えに自身のサーヴァントを地に縫い付けた。
雁夜「はぁ……は…げほっ、ガッ……!!」
喉奥で絡む血を吐き出し、その場で彼は座り込んだ。
今、彼の目前で剣戟の打ち合いの末に倒れ伏せた英霊は二画の令呪と壮絶なダメージによって瀕死となっていた。
否。
紛れもなく雁夜が喚び出したサーヴァントは英霊ではなかった。
しかしその本質は見えず、只ひたすらに曖昧なイメージしか浮かばない。
雁夜は、サーヴァントの男を地に縫い付ける長剣を眺める。
雁夜(……召喚した直後に襲われた上に、『前回』とは全く違う英霊……)
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