過去ログ - 土御門「日本晴教、だと?」アレイスター「あぁ」
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/09(日) 07:49:59.34 ID:6yo5v2tJ0
「おいアレイスター。貴様何を企んでやがる」

サングラスにアロハシャツという奇抜な格好をした金髪の男の前には、男にも女にも、子供にも老人にも、聖人にも囚人にも見える人間がいた。

「私は何も企んでなどいないよ、土御門。君には守るべきモノがあるのだろう、身の振り方を考えておくといい。そう助言してるのだよ」

アレイスターと呼ばれた人間がそう答えると、土御門と呼ばれた男は舌打ちをしながら踵を返した。

「チッ、何をしようが勝手だが、あまり調子に乗るなよ。俺の魔法名を知らないわけじゃないだろうが、俺以外のヤツがいつ首を取りにくるかわからんぞ。……オイ、結標」

土御門は、もう話すことはないとばかりに切り上げ、別の名前を呼ぶ。

「あら、もうお話は終わったのかしら?随分と面白くなさそうな顔をしているけれど」

赤い髪を二箇所で結び、腰あたりまで垂らしている女がどこからともなく現れ、土御門に近寄ってくる。

「アイツに会った後、俺が面白い顔をしてたことが一度でもあったか?さっさと帰るぞ。クソみてぇな仕事だ」

結標と土御門はスッと音を立て、その場から文字通りに消えた。


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