15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/09(日) 14:28:04.04 ID:L0TIiBMm0
「まこー、いないのー?」
「まこー」
「ああ、ベッドにいたんだ」
久がとすんとベッドに腰掛けて、マットレスのスプリングが何回か揺れて止まった。
「ねー、まこー、聞いてよー。大変だったのよ今日もー」
「寝たふりしてないで起きなさいよー」
久は私を強く何度も揺すった。
「本当に寝てるの…?」
「ふーん…」
久のシャンプーの匂いが強くなった。
そして、「…まこ、かわいいわ」という囁きとともに、
ほっぺたと鼻筋を久の指先がそっと伝う感じがして、
反射的に「うわー!」と叫んで飛び起きてしまった。顔は熱くなっていた。
久は私を見てげらげらとベッドの上を笑いころげた。
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