過去ログ - 男「僕は兄さんが好き」女「私は姉さんが好き」
↓
1-
覧
板
20
3
:
◆NrFF2h.q26
[saga]
2014/02/09(日) 19:40:49.10 ID:njxcZXfCO
意外にも彼女の顔にはこれと言ったものが無かった。
特に不快そうな様子も、こちらを嫌悪しているような感じも、僕には見えなかった。
それどころか、彼女は慌てる僕に不敵に笑ってみせた。
女「ねぇ、どうして三年の教室にあなたがいること、一年の私が分かったと思う?」
男「……え?」
女「それはね、私もさっきまで同じことしてたからよ。私も姉さんの教室で姉さんの体操服を嗅いでたところなの。その帰りにあなたがこの教室に入るのを見たから、覗きに来たのよ」
男「お、女さんのお姉さんって、女姉さんだよね?あの、生徒会長だった……」
女「そうよ。あなたのお兄さんのことは、私は知らないけど」
男「それは無理もないかも、僕の兄さんは」
女「ちょっとそこでストップ」
男「?」
女「長話になりそうだから、やっぱりその体操服をとっととしまって、どこかで話の続きをした方がいいわ。サイゼでもいい?」
男「あ、そ、そうだね」アセアセ
彼女は終始、とても冷静だった。
本当に僕と同じように実の姉の体操服を嗅いでいたなんて、到底思えない。
だけれど彼女が堂々と手にぶら下げている体操服入れの袋の色は、間違いなく三年生のものだった。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
20Res/19.57 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 男「僕は兄さんが好き」女「私は姉さんが好き」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1391942261/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice