過去ログ - モバＰ「本音と嘘とチョコレート」
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2014/02/09(日) 21:45:18.61 ID:Zas5Niz60
「…そうですね」
歌鈴さんは誰に言う訳でも無い様子で一言だけぽつりと零しました。
私は気付かない風を装いましたが、その時に横目で吟味するように私を捉えていたのを見逃しませんでした。
「ラッピングの準備しますね」
そう言って歌鈴さんは慣れない手つきで包装用紙を弄り始めました。
「手伝います」
とても見ていられない手つきだったので、私は手伝いを進言しました。
「…いいです。これくらい自分でしないと、Ｐさんに受け取って欲しですから」
「そうですか…」
先程の快活な様子からは打って変り、小さく冷めた声が返ってきました。
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