過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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101:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/15(土) 02:55:25.67 ID:z5DGfC4E0
==== 司令執務室 ====
冬月「――うまく行くのかね? その――」
ゲンドウ「初めてやるわけではない」
冬月「それはそうだが……あの頃とは、レイ自身の蓄積がまるで違うぞ」
ゲンドウ「問題はそこだ……。不可能ではないが、しょせん記憶の継承は不完全で、感情面にいたっては大きく後退するだろう」
冬月「何より、お腹の子は不可能――」
ゲンドウ「あれだけの事故だ。胎児のことは、対外的には何とでもなる」
冬月「……」
ゲンドウ「――対外的にはな……」
(眼鏡をはずし、掌で顔を二、三度こするゲンドウ)
ゲンドウ「先生……」
冬月「!」
(前方の空間を見つめているゲンドウ)
ゲンドウ「どのくらいかかるものでしょうかね……レイがまた、あんな風に笑うようになるには……」
冬月「碇……」
(眼鏡をかけ直すゲンドウ)
ゲンドウ「いずれにせよ……レイの生死が判明してからだな……」
冬月「……ああ、そうだな」
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==== ネルフ本部 男子更衣室 ====
シンジ「……」
(着替えを終わってベンチに座り込んでいるシンジ)
トウジ「なあ、シンジ……」
シンジ「……」
トウジ「シンジ?」
シンジ「えっ?」
トウジ・カヲル「……」
シンジ「ごめん……大丈夫だよ」
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