過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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105:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/15(土) 03:09:10.08 ID:z5DGfC4E0
リツコ「そうよね……」
ミサト「ねえ、どういうこと? すり替えって――」
リツコ「あとで話すわ。――シンジくん、疑う気持ちはわかる。でも、あれは正真正銘、あなたの知っているレイよ」
シンジ「!……じゃあ、どうして――」
(先ほどの写真の一枚を改めて示すリツコ)
シンジ「――これは?」
リツコ「プラグの内装よ。何か気が付かない?」
シンジ「何かって……あっ……」
(黒こげになった内装の一角が焼け残っている)
シンジ「これは――」
リツコ「ええ――レイは、そこに倒れていたの。気を失ってね」
ミサト「どういうこと?」
リツコ「わからない……とにかく、何かがレイを守った」
ミサト「何かって……」
リツコ「もしかすると、エヴァの、まだ知られていない働きだったのかもしれない」
シンジ「……」
コンコン
医師「りっちゃん、いいかな」
リツコ「ええ、どうぞ」
(入って来る白衣の男 がっちりした体形 七三分け、黒縁のメガネ)
シンジ「……」
リツコ「昼間言った、医局のドクターよ」
シンジ「!……そうだ、お腹の子は……」
医師「……この子か?」
リツコ「ええ、そうよ」
医師「そうか……」
シンジ「……」
リツコ「……で?」
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