過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 00:22:58.64 ID:J2VWJ7KU0
シンジ「知ってるんだ、僕は」
カヲル「……」
シンジ「君は、エヴァとのシンクロ率を自由に変えたり、誰も乗ってないエヴァを操ったりできる」
カヲル「……」
シンジ「使徒と人間は共存できないから……僕に殺させようとするんだろう?」
カヲル「……」
シンジ「僕は……そんなことはしたくないんだ。君が――」
カヲル「ちょっと待ってくれよ。話がぜんぜん見えないんだけど」
シンジ「――えっ?」
カヲル「……」
シンジ「だって君は――」
カヲル「ああ、そうさ。確かに僕は普通の体じゃないよ。取り立てて言ってこなかったけどな」
シンジ「……」
カヲル「だけど、それを言うなら、ファーストだってそうじゃないのか?」
シンジ「!」
カヲル「図星か? じゃあさ、君はファーストにも同じこと言うのか?」
シンジ「えっ……」
カヲル「言わないだろ? なら僕だってそうさ」
シンジ「いや、だって――」
カヲル「シンクロ率を自由に変える? エヴァを操る? そんなことできるんなら、なんで地道に訓練なんかしなきゃならないんだよ」
シンジ「それは……素性がばれないように――」
カヲル「はっ、馬鹿馬鹿しい」
シンジ「なっ……」
カヲル「用事はそれだけか? だったら僕は戻るよ」クルッ…スタスタ…
シンジ「ちょっ!……ちょっと待てよ!」ダッ…
カヲル「……」ジロッ
シンジ「!」ビクッ
カヲル「君自身はどうなのさ? オマエ使徒だろうって言われたら、そうじゃないって、どうやって証明するつもり?」
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