過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/17(月) 00:28:21.74 ID:J2VWJ7KU0
ミサト「二人とも、ちょっと私の部屋に来なさい。話を聞かせてもらうわ」

カヲル「えっ? 僕も?」

ミサト「そうよ。――いいわね? 渚くん」

カヲル「なんで僕まで……」

ミサト「……」ジロッ

カヲル「……はい」

カツカツカツ……

(去っていくミサト)

シンジ「……」フラ…

(頭を抱えて座り込むシンジ)

シンジ(渚くんは……使徒じゃない!?)

トウジ「おい、大丈夫か? シンジ……」

シンジ(じゃあ、17番目の使徒は……どこへ行ったんだ!?)

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==== 朝 管制室 ====

リツコ「――はい、熱いわよ」

ミサト「サンキュ、リツコ」ズズ…

リツコ「そう……渚くんがね……」

ミサト「それだけじゃない。渚くんの話のとおり進んでいるとすれば、ゼーレは渚くんのスペアを使ってダミープラグを大量に作っている。例の量産機、パイロット……というか、制御システムはそれなんじゃないの?」

リツコ「そうかもしれない。面倒なことになりそうね……」

ミサト「でも――使徒はまだ一つ残ってるんじゃないの? なぜこのタイミングでゼーレは動き始めたのかしら?」

リツコ「わからないわ。〈裏〉死海文書は全て開示されてるわけじゃない。何か私たちの知らない理由があるんでしょ」

ミサト「……」ズズ…

リツコ「……」カタカタカタ……

ミサト「使徒とは言えない。かといってヒトでもない、か……。結局、似たようなことをしてたってわけね、私たちも、ゼーレも」

リツコ「レイや渚くんは被害者なのよ……ヒトの飽くなき欲望のね」



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