過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
1- 20
174:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/03(月) 22:23:05.73 ID:of4ETunW0

青空の下、手を繋いで歩み去る二人の後ろ姿――


==== ジオフロント上空 ====

 雲海を突き抜け、初号機の目前に伸び上がる白い人影 



==== 初号機プラグ内 ====

シンジ「綾波! どうして!? だめだ!」

   『こうするしか、なかったから』

(シンジの頭に響くレイの声)

シンジ(……君は?……)

(窓の外 微笑む白い人影)



==== ジオフロント上空 ====

 雲の上 初号機のサイズにまで縮んで行きながら、初号機を抱き締める白い人影

 光に包まれる初号機 融解する装甲

 光の中で崩壊し蒸発していく量産機

 シンジの姿になっている初号機 それを抱きしめているレイの姿をした白い人影



==== 初号機プラグ内 ====

(シンジを抱きしめているレイの姿をした白い人影)

   『碇くん……私、よかった。碇くんと出会えたこと』

シンジ「……」

   『何者でもなく、からっぽだった私が、今は、碇くんが教えてくれたもので満たされている』

シンジ「……」

   『とても嬉しい』

(輝きを放ちながら溶け去っていく白い人影)

シンジ「綾波!」

(人影を抱き留めようとするシンジ)

   『ありがとう……』

(そのまま空を抱くシンジの腕)




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
221Res/238.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice