過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
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94:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/15(土) 02:28:05.26 ID:z5DGfC4E0
マヤ『危険です!零号機の生体部品が侵されて行きます!』
レイ「ぐううぅ……」ハァ…ハァ…
――――――
――――
――
レイ「だれ?」
『……』
レイ「わたしたちが使徒と呼んでいるヒト?」
『……』ニヤリ
レイ「……」
使徒『私と一つにならない?』
レイ「いいえ、私は私 あなたじゃないわ」
使徒『そう……でもだめ。もう遅いわ。私の心を分けてあげる』
レイ「……」
使徒『痛いでしょ?ほら……心が痛いでしょ?』
レイ「痛い……いえ、怖いのね」
使徒『コワい?……よく、わからない。でも、それはあなたの心よ』
レイ「……私は、怖くない」
使徒『うそ』
レイ「うそじゃない。私には、みんながいる。碇くんがいるもの」
使徒『いいえ。人は死ぬときはいつも一人。あなたたちはいつも死と隣り合わせ』
レイ「……」
使徒『それでもあなたは平気だった。あの人のために生き、無に還る それでよかった――ヒトの心を知るまでは』
レイ「!」ハッ
使徒『でも、あなたはヒトの心を知ってしまった。彼の温もりを知ってしまった――だから恐れている。いつ失ってもおかしくないから』
レイ「……」
使徒『それは今日かもしれない。死ぬのはセカンドやフォースやフィフスかもしれない――。彼かもしれない』
レイ「!」
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