115:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/12(水) 00:32:01.40 ID:rvZEoW38o
「マミさん。ごめんなさいじゃなくて、ありがとう、なら聞いてあげます」
「わたしたちだって、望んでやったんですから、おあいこ、です」
まどかの言葉を受けたマミは顔を上げて、私たちの顔を順番に見る。
不慣れではあるのだけど、笑顔でそれを迎えてあげた。
思う所は色々とあるにしても、辛気臭く迎えてあげる場面ではないと思ったから。
「ふふ、そうね、こんな情けないことばっかり言ってたら、叱られちゃうわね」
「あの子たちの分まで、ここで精一杯生きるって、決めたんだものね」
「みんな、行きましょう。もう日も落ちて、魔獣が出始めてもおかしくないわ」
その声に頷いて、私たちはめいめいに立ち上がる。
手にソウルジェムを掲げて、光を纏い、魔法少女の装いに身を包み。
開け放たれた窓から、夜の街へと飛び上がる。
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