13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:46:45.05 ID:4W+e2BTSo
「せっかく、手に入れたんだから、さ」
「……うん」
まどかが、強調するように、重ねて言う。
その言葉には、どこか影があった。
その意味を理解して、私の返事も、トーンを落としたものになる。
手に入れた日常に、何も考えずに浸れたら、それはとても楽かもしれない。
でも、そう簡単にはいかなかった。
単純に私の不器用さという問題もあるけれど。
もっと別の問題が、私たちの前には、残されていた。
足取りは、自然と重くなる。
何を思ってのことかなんて、問う必要はない。
ずっと頭の隅に残って、それは消えていなかった。
何も考えずに日常を謳歌するには、きっとまだ、早いということ。
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