過去ログ - ほむら「想いの欠片」
1- 20
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:49:36.65 ID:4W+e2BTSo


「ごめんなさい。それは、私にも」


私がかつて、まどかを失った世界で生きていた間。
その欠落を、誰かに埋めて欲しいとは思わなかった。
誰一人として、それを理解してくれるだろうとも思わなかったから。
今思ってみれば、さぞかし周りに手を焼かせたんだろうと思う。
ちょうど私の一番近くに居たのは、佐倉杏子と巴マミだったけど。
私も確かに、今の彼女たちと同じように、周りから距離を置こうとしていたと覚えている。


「分からない、けど」


そんな私に、彼女たちはあれこれと世話を焼こうとした。
特に、巴マミは、ふさぎこむ私に少しうっとうしいくらいに関わって来た記憶がある。
随分と邪険にしてしまったと、今では反省するばかりだけど。
その姿は、今の私たちには、とても価値のあるものだった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
129Res/85.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice