過去ログ - ほむら「想いの欠片」
1- 20
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 22:41:02.07 ID:4W+e2BTSo

素肌を冷気に晒して鳥肌を立てて、慌てて下着を付けながら、つとめてその山を見ないようにする。
早くたたんで片付けないといけないんだけど。
しわになるとか、うっかりしてるとなくなっちゃうとか、色々、言われていたっけ。
別に、アイロンを掛ければいいのだし、そう簡単になくなったりしないだろうし、大丈夫だと思うんだけどな。

とか、思ってたけど。
首尾よく制服を着終えたはいいものの、靴下が片方しか見つからず、時間を随分と浪費する羽目になった。
日常生活を語るには、私はあまりにも経験が足りないらしい。
大人しく従う以外の選択肢はないのだなと、苦笑いを零しながら、山を崩して掻き分けて。


「……あった!」


無情にも、タイムリミットはすぐそこで。
ぐちゃぐちゃにした部屋の惨状から目を逸らし、大慌てで玄関で靴を履き、カバンを抱えて家を飛び出す。
そして、走り出した。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
129Res/85.71 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice