過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
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162: ◆smf.0Bn91U[sage saga]
2014/03/07(金) 19:45:14.59 ID:11aFYqJ00
魔王「そして、この鎧もその類の、言わば世界に干渉された魔法の鎧だ」


友「世界に干渉……」


魔王「ああ。これは我が魔力を込め、禁止事項を刻み込むことで、相手の動きを制限する役割を持つ」

魔王「例えば、魔物を攻撃するな、という禁止事項を刻んだコレを装備すれば、魔物を攻撃すると同時に鎧の内側から魔力の刃を発生させ、装備者を殺す」

魔王「まあ、勇者達のような神に認められた存在なら、精々ダメージを与えるのが限界だろうがな」

魔王「そして呪いごと解除するには、我自身が手を出す必要がある」

魔王「神に仕えるものなら、もしかしたら外すことぐらいは可能かもしれんがな」


友「なるほど……」

友「つまり神に認められなかったボクなら、魔王様が定めた禁忌を犯せば、一撃で死んでしまう」


魔王「だからこそ、枷として十分な役割を果たすだろう?」


友「……そうですね」

友「しかも外せない以上、万一勇者達に死体となったボクが見つかっても、顔を見られる心配もない」

友「……拒絶する理由はありませんね」

友「ぜひ、お願いします」


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