過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
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20: ◆smf.0Bn91U[saga]
2014/02/13(木) 00:35:31.60 ID:s4VrX7sZ0
剣士「にしても……なんだか、ついに最終決戦が近付いてきた、って感じね」


魔戦士「にしては短かったな」

魔戦士「神託を受けてから二月も経ってねぇんじゃねぇか?」


僧侶「先程も話しましたが、魔物が弱いのが理由の一つでしょう」

僧侶「こちらが手こずることなく、順調に進みすぎているが故ですが」

僧侶「しかしもしこれが魔王の策略なら……」


剣士「そろそろ何かある、か……」


僧侶「……はい」

僧侶「ですがもちろん、勇者様の言う通り、魔王が完全復活を果たしていない可能性もあります」


魔戦士「だったら、今はそれに懸けて進むしかねぇな」


剣士「そんな短絡的な……」


魔戦士「でもそうするしかねぇだろ?」

魔戦士「ここでんな話してたって意味ねぇしな」


剣士「なんでよ。せめてどんな策があるかぐらい考えてた方が良いんじゃないの?」


魔戦士「どんな策も何も、単純明快だろ」

魔戦士「相手の狙いなんてよ」


剣士「は? 脳筋のアンタが何言ってんの?」


魔戦士「失敬な! 大体俺が脳筋だとしても、魔王自身が脳筋だったら考えは一緒になるだろっ」


剣士「はいはい。で、魔戦士さんは相手がどんな作戦を取っているとお考えで?」


魔戦士「戦力の温存。これしかないと俺は思うね」


剣士「戦力の温存?」


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