過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
1- 20
319: ◆smf.0Bn91U[saga]
2014/03/19(水) 01:03:07.01 ID:T6KmC5Ub0
魔王「なんにせよ、だ。友」

魔王「まずはその神との繋がり、絶ってみないか?」

魔王「変化があってから考えた方が捗るだろ?」


友「……そうですね」


魔王「ま、変わらなければ、呪いの篭手を嵌めてやれば良い」

魔王「我等三人の命を狙ったり、命令に逆らったりしたら全身を爆発させるような、な」


友「えげつないですね……」


側近「ですが、それぐらいしないと危ないですから」


友「……ま、それもそうか」

友「さて……それじゃあ男」

友「キミも祈っておきな」


勇者「あん? 何をだ」


友「篭手を、嵌められないようにだよ」

友「でなきゃ――

  ――協力させてください――

  ――って言わないと、腕が爆発しちゃうかもしれないからね」


勇者「ああ、そうかよ」

勇者「だったら、腕を爆発させてでも、魔王を狩ってやるよ」


友「……相変わらず我が強いな、男は」

友「そういうところ、ずっと羨ましいって思ってたよ」


勇者「は?」


友「さて……それじゃあ――」

友(これで、ボクを変えてくれた人とも……見てくれていた人とも、関われなくなる)

友(見てもらっているという事実を知ったら、存外安心したもんだけど……それもすぐに終わりだ)

友(だって、今から……)

友「――新しい世界の、始まりだ」












スパッ





終わり


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
327Res/239.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice