過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
1- 20
81: ◆smf.0Bn91U[saga]
2014/02/15(土) 02:09:20.69 ID:yIHQ752B0
 それを聞いて、すぐさま僧侶を連れて再び彼の故郷へと向かったけれど……後には何も、残っていなくて……。



 彼等住人が隠れることになっていた場所へと案内されて見たものは……既に、生きているものが居なくなった、死体と血の溜まりだけだった。





〜〜〜〜〜〜
友サイド
〜〜〜〜〜〜

側近「これで良かったのですか、友」


友「うん。ありがとう、側近さん」

友「でも無茶したね。まさか直接戦うなんて」


側近「あのぐらいの相手なら、造作もないことです」

側近「むしろ、あれでよく今まで魔王様を倒すだなんて言ってられたなとさえ思えるほどです」

側近「私程度にすら負けるなんて……友ですら余裕で勝てますよ」


友「さすがに今のボクじゃあ、二人同時相手だと無理かなと思うけどね」

友「補助魔法ばかりとはいえ、転移魔法が使えるのはやっぱり大きいよ」


側近「……こちらを見ましたね、あの二人」


友「そうだね……さて、これで完璧に完了だ」

友「遠くからとはいえ、一緒に姿を見せたボクと側近さんから、繋がりも明確にしただろうし」

友「さて……それじゃあ帰ろうか」

友「帰って、準備をしないとね」


側近「準備、ですか」


友「うん。盛大に歓迎しないと」

友「神を堕とすのに必要な、例の『歴代勇者の剣』を持ってきてくれる勇者のために、ね」





第二章・終わり


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
327Res/239.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice