32: ◆rzGQJCFW/2[sage]
2014/02/16(日) 21:35:06.46 ID:p6iBUAtAO
ひろしの店
「はぁ」衣装部屋で人目も気にせず大きな溜め息を吐くカテジナ
そんな姿を見た同僚のキャラが、心配そうに声をかける。
キャラ「どうしたのさ?溜め息なんかして、何かあったのかい?」
性格は似ていないが、不思議と馬の合った二人は店内では仲が良かった。
カテジナ「大丈夫よ、心配しないで」
カテジナは嘘をついた。抱えた悩みは友人にも、友人だからこそ話したくない話だったからだ・・
然し、キャラは、その嘘を瞬時に見破った
キャラ「水臭いじゃないか。私たち友達だろ?隠さないで打ち明けておくれよ!どんな悩みでも力になるよ!」
カテジナ「キャラ…」
キャラの真に迫る言葉に、涙と共に堰を切ったようにカテジナは喋りだした。
キャラ「そんな事が……」
カテジナ「どうしようもないの!でも耐えられないの!どうしたら…」
キャラ(カテジナは弟を捨てられない、でも、このままじゃカテジナが壊れちまう…)
悩んだキャラは一つの決断をした
キャラ「カテジナ、御免ね。あたしじゃあんたの悩みを解決する事は出来ない。……でも、悩みを忘れさせる事は出来ると思う」
カテジナ「えっ?」
キャラは、その方法に不安を覚えながらも、彼女の為と考えカテジナに伝えた。
51Res/34.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。