過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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18: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:18:11.39 ID:cJv6xySVo

和「…今更、須賀君が何かするとは思ってませんよ」
優希「そもそも京太郎を誘おうって言い出したのはのどちゃんなんだじぇ」
和「ゆ、ゆーきっ」
京太郎「…え?マジで?」

再び俺が聞き返してしまったのはそれがあんまりにも和のキャラからかけ離れたものだからだろう。
もう半年以上こうして部活仲間として過ごしているけれど、そういう事言い出すのは優希の方だと思っていたのだから。
流石に最初の頃のように警戒はされていないとは言え、和の方から誘おうと言って貰えるほど信頼して貰えているだなんて想像もしていなかった。

和「べ、別に他意はありませんよ。ただ…須賀君も仲間だって…そう思ってるだけですから」
京太郎「和…」

まさか和にそんな風に言ってもらえるなんて…。
それだけでも麻雀部に入った甲斐があったってもんだな。
既に高嶺の花として諦めているとは言え、和が麻雀部に入った動機である事に違いはないんだから。
ある種の目標に到達出来たような、そんな達成感を感じる。
けれど、同時にそんな和とも別れないといけない事を思うと胸の奥底から鈍痛が沸き上がってきた。

咲「…京ちゃん」
京太郎「あ、そ、そうだな。俺は喜んで参加させてもらうけれど…」

そもそもクリスマスが過ぎればもう引っ越しも秒読みの段階だ。
折角誘われているのだからそれを無碍にはしたくないし、何より皆と思い出は作っておきたい。
それを知っているのは俺だけだけれど、だからこそこうして呼んでくれた和たちの気持ちに応えたいんだ。
…もっとも、未だに引越しのことを言えないままの俺がそんな事を言う資格はないかもしれないけれど。


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