過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
1- 20
387: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:18:08.63 ID:7KFZMKA8o

京太郎「頼む…!後生だ!トドメをさしてくれ…!!」
春「え?え?え…?」オロオロ

そんなの…もう死ぬしかないじゃない(絶望)
アレだけ言ったのに…分かってたはずなのに…!
それで自意識過剰に捉えて…こんな風に自爆までして…!
死にたい…っていうか殺して下さい(懇願)

春「…何もそんな風に自分を責める必要は…」
京太郎「…あるんだよ」
春「で、でも…」
京太郎「…あるんだよ…っ…!」

これが俺ばっかりが自爆したのであればまだ話は別だったかもしれない。
だが、俺は心の中で春の事を黒糖系淫乱巫女とまで言っていたのである。
幾ら誤解していたとは言え、俺のことを単純に気遣ってくれた彼女にそれはあんまり過ぎる評価だ。
その罪を償うためにも、そして少しでもバカを治す為にも、俺は一回死なないといけないのである。

春「…あの…………」ギュッ
京太郎「…は、春?」
春「…殺してくれなんて…簡単に言わないで」
京太郎「いや…だけどさ…」

そうやって自分を責める俺…いや、ゴミ以下の存在に春がそっと腕を回した。
その背中ごとギュっと抱きしめるその身体はとても温かく、そして優しい。
外気に触れて少しずつ冷えつつある身体が満たされ、心地よさが広がっていく。
けれど、最早、生きている価値がないゴミになった俺にその心地よさは自分の矮小さを思い知らせる毒に近い。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/844.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice