過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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418: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:35:34.94 ID:7KFZMKA8o

巴「だって、須賀君って気遣い出来て…一緒に居て楽しいタイプだしね。あんまりドキドキって言うのはしないよ」
京太郎「それの何が悪いんっすか…」
巴「悪くはないけど…恋人って言う条件にはあんまり合致しないかなって」
京太郎「ぬぐぐぐ…!」

確かにトキメキが足りないって言うのは重要な事なのかもしれない。
ゲーム的に言えば友情度と愛情度はまた別のパラメーターって奴なのだろう。
友情度をどれだけあげても告白が成功する訳じゃないのだ。
そして俺はどうやら愛情度をあげるのに適していないキャラならしい。
…なんとも人生世知辛い感じだが多分、仕様って奴なのだろう。
神様まじふぁっきゅー。

巴「…でも、そんな須賀君だから一杯助けられちゃってるよね」
京太郎「え?」
巴「…ありがとう。それと…私の為に霞さんに意見してくれて…ちょっと嬉しかった」
京太郎「…あ」

―― そう言って食器を持って立ち去っていく狩宿さんの顔は赤かった。

フイっと顔を背けるようなその仕草は、しかし、決して早いものではなかった。
お陰で俺は狩宿さんの真っ赤になった頬から耳までをじっくり見る事が出来たのである。
勿論、観察出来るほどの時間ではないが、それでも最後の恥ずかしそうな狩宿さんの姿が意識に焼きつくのには十分過ぎる。
結果、俺はそれを思い返して頬をにやけさせ… ――

京太郎「…なんだよ…俺がドキドキしてどうするんだ…」

―― 数秒後、ようやく俺は自分の胸が思った以上にドキドキしている事に気づいたのだった。




………


……






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