過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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428: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:40:25.16 ID:7KFZMKA8o

春「……京太郎」
京太郎「ん?どうした?」
春「…とても美味しいものを食べさせてもらったお礼がしたい…」ゴゴゴ
京太郎「え…?」

だと思ったら急に春が不機嫌そうに…!?
いや、特に普段と変わらない無表情なんだけど…今は何か独特の迫力があるっていうか…!
心なしか温度が冷めたと言うか、場が凍ったような感覚すら感じるんですけど…!
お、俺何か怒らせるような事言ったか…?
そ、それともやっぱりタコス褒めてくれていたのはお世辞で本当は不味かったとか…!?

春「…はい」
京太郎「ぅ…」

そう言って春が俺に差し出してきたのは、居間に入ってきた時に彼女が持っていた大きな袋だった。
その口をテープか何かで頑丈に止められているその袋から、俺は今、猛烈に嫌な予感を感じている。
さっきはそんな事なかったが…しかし、今、この状況で春が差し出してくるのだから、きっとろくなもんじゃない。
最早、予想を超えてそう確信しながらも、しかし、お礼と言って渡されたそれを受け取らない訳にはいかなかった。

京太郎「…開けなきゃダメか?」
初美「大丈夫ですよー。そんなに怖がらなくても別に毒とかじゃないですからー」

つまり毒ではないけれど、何かしら覚悟は必要な代物って事ですか!?
い、いや、待て、そんな揚げ足を取るようなことを考えてるべきじゃない。
例え薄墨さんがニヤニヤと楽しむような表情を浮かべていても、俺は皆を信じるべきだ。
今まで俺が皆との間に築いてきた絆は決してまやかしじゃない。
きっとこれは普段から頑張ってくれている俺を労う為のプレゼントであるはずだ。



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