過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
1- 20
433: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:42:38.85 ID:7KFZMKA8o

春「…京太郎は渡さない…この泥棒猫」
京太郎「いやいや、そういうんじゃねぇから」ペシ
春「ひゃぅん…」

それを茶化すような春の言葉にツッコミを入れながら俺は再び十曽ちゃんの方に視線を送った。
その活発な顔を赤く染めながら、彼女は微かに握り拳を震えさせている。
一体、どういうつもりかは分からないが、しかし、その決意は硬いらしい。
そこまで緊張していると言うのに俺から一切目を背けない彼女の意思を俺はどうしても無下には出来なかった。

京太郎「…じゃあ、十曽ちゃんにお願いするよ」
湧「は…はいっ!」
春「そんな…京太郎…私を捨てるの…?」
京太郎「人聞きの悪い事言うなっての」

別に春が不満だという訳じゃない。
いや、まぁ、からかわれるのではという不安はあったが、その分、春の方が気心が知れている。
こっちも遠慮なく突っ込んだことが聞けるし、どちらかと言えば春の方が適切なのだろう。
…うん、普段からブラに慣れ親しんでいるだろうしな、その色々な意味で。

京太郎「俺にとっては春が一番だよ。一番だけど…」
春「…っ」カァァ
京太郎「…ん?あれ?」

今日は十曽ちゃんの気持ちを優先したい。
そう続けようとした俺の前で春の顔が一気に赤くなっていった。
巫女服から露出する首元から真っ赤に染まったその変化に俺はついつい言葉を止めて首を傾げる。
一体、そんな風に恥ずかしがるような何かが今の言葉のなかにあっただろうか。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/844.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice