過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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449: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:51:59.27 ID:7KFZMKA8o

湧「…あ、あたい…ついかごんま弁出ちゃう…から…わっぜげんなかで…」
京太郎「わっぜげんなか?」
初美「とっても恥ずかしいって事ですよー」
京太郎「…恥ずかしい?」

そんな風に恥ずかしがるような事あるんだろうか?
だってここは鹿児島でそれが普通の言葉なんだし…。
どちらかと言えば標準語を話す俺の方がこの地域の中では浮いているはずだ。
…まぁ、もっとも、俺はこの屋敷の外に出してもらった事がないから具体的には分からない訳だけれど。

湧「…がっこじゃ皆、標準語だし…かごんま弁使うのはおぜて…」

…あぁ、これは通訳して貰わなくても分かる。
つまり十曽ちゃんは俺に気を遣ってくれていた、と言うよりは、馬鹿にされるのが怖かったんだな。
よくよく考えれば中高一貫のお嬢様校なんて幾ら鹿児島にあっても、鹿児島弁を使うはずがないし。
それで浮くだけならまだしも……もしかしたらそれが原因で何か嫌な事もあった…なんて事も考えられるだろう。
だから、十曽ちゃんは鹿児島弁が出てしまうのを恐れて、俺を避け、怯えていたんだ。
それを俺が警戒と勘違いしていただけで、彼女はずっと怖がっていただけなのである。

京太郎「はは。そっか。…いや、そうだな」
湧「あ、あの…」
京太郎「あぁ、大丈夫。俺は方言に偏見とかないし」

と言うか俺が使っているこの言葉も標準語と言われているだけで元々は一地方の言葉に過ぎない。
ほんの数百年前の情勢が違えば、標準語と呼ばれているそれも大きく異なっていてもおかしくはないのだ。
それなのにマジョリティ顔して方言を使うような人を馬鹿にしたり、偏見を抱いたり出来るはずがない。


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