過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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450: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/04(火) 00:52:26.80 ID:7KFZMKA8o

京太郎「何より、十曽ちゃんは可愛いしな」
湧「ふぇえ!?」カァァ

その言葉は冗談込みではあるものの、決して嘘じゃない。
そうやって自身の方言を気にする十曽ちゃんと言うのは中々に可愛らしくて魅力的だ。
それは顔の作りと言うだけではなく、仕草はその情動も含めての総合的な評価である。
今まではとっつきにくくてどうしたら良いのか分からない相手だったが、今はもうそんな事はない。

京太郎「方言気にして話せないだなんてなんとも可愛らしい理由じゃないか」
春「…びっくりした」
京太郎「ん?」
霞「いきなり目の前で湧ちゃん口説き始めたから何事かと思ったわよ…」
京太郎「ち、違いますって」

…まぁ、言われてみてば確かにいきなり可愛い扱いは誤解されるかもな。
十曽ちゃんもさっきから顔が赤くなったままで中々元には戻らないし。
と言うか指先でモジモジしてこっち見てるんだけど…そんなに嬉しかったのだろうか。
俺が言った事なんて別に極普通で当たり前の事なんだと思うけれどなぁ…。

京太郎「ま、まぁ…話を戻すけど十曽ちゃんは俺と親しくなろうとしてくれていただろ?」
湧「…はい」
京太郎「なら、俺にとってはそれで十分だよ。いや、十分過ぎるくらいだ」

何より、十曽ちゃんはそれで俺と仲良くなれないのを自分で何とかしようとしてくれていたのだ。
ふとした時に鹿児島弁が出てしまう事を気にしていたのに、バレるリスクまで背負って。
そんな風に歩み寄る努力をしてくれた子を方言だからと言うくだらない理由で馬鹿に出来るはずがない。
寧ろ、ここで責められるべきは彼女のカミングアウトまでそれに気付かなかった鈍感な俺の方だろう。



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