過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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52: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:32:26.32 ID:cJv6xySVo

「なんだよ。俺は母さんとイチャイチャするのに忙しいんだぞ」
京太郎「知るか!って言うかちゃんと荷解きはしてるんだろうな」
「荷解き…?なにそれ美味しいの?」
京太郎「よーし。良い度胸だ」

この期に及んでふざける余裕のあるオヤジに俺はぐっと握り拳を作った。
母さんなんかはそんなところが頼りがいがあると言うかもしれないが、今の俺にとっては煽られているようにしか思えない。
流石にぶん殴るほど狭量ではないが、イラッとする自分は抑えられなかった。

「まあまあ、そう怒るな。お前にとっても悪い話じゃないんだから」
京太郎「だから、何の話だよ…」
「ま、とりあえずその人に送ってって貰え。そしたら分かるからさ」

…どうやらオヤジはコレ以上俺に情報を与えるつもりはないらしい。
それに一つため息を吐きながら、頭の中を整理する。
コレ以上、突っ込んでもろくな返事が帰ってこないのであれば、聞くべき事は吟味しなければいけない。
オヤジが話の纏めに入っている以上、恐らく質問できても後一回が限度なのだし…出来るだけ核心を突くような質問を… ――

京太郎「…じゃあ、これだけ教えてくれ。俺は何処に送られるんだ?」
「安心しろ。親戚のところに挨拶するだけだよ」

…うん。まぁ、そんな質問出来る訳ないよな。
だって、俺は別に高校生名探偵でもなんでもないし。
成績だって咲のお陰で清澄高校に入学出来た程度のレベルである。
そんな俺がこの短時間で鋭い質問なんぞ考えられる訳がない。
精々、本当に安全かどうかを確認するくらいのものが精一杯である。


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