過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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54: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:33:44.99 ID:cJv6xySVo

「出してください」
京太郎「あ」

そんな事を思っている間に、俺とは逆方向のドアから女性が乗り込んで来る。
そのまま放たれた言葉に俺は運転席に別の男性がいる事に気づいた。
そちらは流石に神主服ではなく、普通のスーツを纒っている。
けれど、その眼光は鋭く、明らかに気質の人間ではない事を俺に知らせた。
こうして運転しているだけで威圧感を感じさせるのだから、よっぽどの修羅場を潜ってきているのだろう。

京太郎「(…それにこの状況がそもそも普通じゃない…)」

俺一人を迎えるだけでどうして運転手までつくのだろう。
何度も言うように俺は多少、裕福であるだけの一般市民でしか無いのだから。
こんなVIP待遇のような出迎えられ方をするような人間じゃない。
それとも鹿児島じゃこれが普通なのか?
…いや、流石にそんなカルチャーショックはないはずだ。多分。

京太郎「……」
「……」
「……」

…そして何より沈黙が重い…!
なんで誰も一言たりとも話さないの?
いや、別に和やかな空気を求めてる訳じゃないけど…こうさ。
これから移動する間、ずっと沈黙してるって気まずいじゃん?
それともやっぱ仕事だからって遠慮してるんだろうか?
よーし、それなら俺から話しかけちゃうぞー。



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