過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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61: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:37:41.57 ID:cJv6xySVo

京太郎「はぁ…はぁ…」

しかし、流石にこれだけ長い階段ともなれば息切れもする。
舐めていたつもりはないが、見た目以上に曲がりくねったその階段はあがりきるだけでも結構な時間が必要だった。
途中で休憩を言い出すような情けない事にはならなかったがさっきから肩が上下するのを止められない。
だが、そうやって肩を揺らすようにして呼吸していても、酸素が薄いのか、中々、息が整わなかった。

「急いで下さい」
京太郎「…は…い…!」

そんな俺に比べて石戸さんの息はまったく乱れていない。
一体、どんな訓練をしているのか、この階段を平気な顔して上がりきっていた。
それに微かに劣等感を感じるものの、さりとてここで落ち込んでなどいられない。
息が上がった俺にお構いなしに進む石戸さんを追いかける為にも足を動かさなければ。

京太郎「……おぉ」

そう思って階段を登り切った俺の目の前に広がったのは大きな屋敷だった。
まるで数百年前から残っているような純和風のその屋敷は端が見えないほど大きい。
奥行きがどれだけのものかは分からないが、しかし、それがかなりの大きさであることに疑う余地はないだろう。
洋風であり数階建ての龍門渕さんと純粋に比べる事は出来ないが、それと同じくらいでもおかしくはない。



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