過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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69: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:42:36.12 ID:cJv6xySVo

「起床は朝5時から消灯時間は特に指定はありませんが早めに休んだ方が宜しいかと。起床時間に起きていない場合は朝食は…」
京太郎「ちょ、ちょっと待って下さい…!」
「…何か?」
京太郎「ぅ…」

瞬間、凍えるような視線が石戸さんから向けられる。
それに思わず呻き声をあげてしまうが、さりとてここで怯んではいられない。
確かに石戸さんは怖い相手ではあるけれど、ここで流されたら一生後悔するのは確実だ。

京太郎「お、俺はここに挨拶するって聞いて…」
「はい。その後、須賀様にはここに住んでもらう段取りでした」
京太郎「お、親は!?親は納得しているんですか!?」
「勿論です。積極的に賛同してもらいましたよ」
京太郎「…え?」

…賛同?
こんな馬鹿げた話に…オヤジや母さんが納得したってのか?
そんなの…普通に考えてありえる訳… ――

「30億。それが須賀様の値段です」
京太郎「…値…段…?」

―― …信じられなかった。

今日一日色々あって…信じられない言葉も聞いて…それでも一番信じられなかったのは石戸さんのその言葉だった。
確かに…俺はオヤジの事をバカだのクソだのと言って罵ってはいたが…心の底からそうだと思っていた訳じゃない。
寧ろ、真剣な時のオヤジはそれなりに格好良くて尊敬していた面も確かにあったのだ。
だから、と言う訳じゃないが、親子仲はそれなりに良かったし、一般家庭程度には毎日会話もしていたのである。



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