過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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842: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/21(金) 02:05:07.70 ID:JPW1+QVLo

京子「はぁ…」

湧「…須賀さあ…大丈夫?」

京子「えぇ…十曽ちゃん。心配かけてごめんね」

…アレから俺はずぅぅぅぅぅっとクラスの女子に囲まれ、周りから質問の雨を受けていた。
お陰で気の休まる暇もなく、こうして下校時間になって解放される頃には大分疲れてしまった訳である。
何時、設定的にボロが出るんじゃないかとずっと気を張ってたからなー…ハァ。

春「…京子、モテモテだった」ジトー

京子「…アレはモテていたと言うのかしら…」

どちらかと言えば珍獣扱いに近い気がする。
中高一貫でエスカレーター式の永水女子にとって転校生ってだけでも珍しいのだろうし。
その上、開正からやってきたともなれば、注目を集めるのも当然だろう。
…まぁ、それ以上にクラスメイトの興味を引いたのはあの根も葉もないどころか、姿形すらあり得ない噂なんだろうけれど。
なんだよ、あの設定…今どきラノベでもあんな設定出したら即座に突っ返されるぞ、多分。

京子「と言うか春ちゃんが助けてくれればもっと楽だったと思うのだけれど…」

春「…初対面の女の子をいきなり口説く京子が悪い…」ムスー

明星「あら…また須賀さんが何かやらかしましたの?」

京子「やらかしたって…何もしていないわよ」

春「…綺麗とか言った」

京子「そ、それは…」

春「私にも言ってくれた事ないのに…」

京子「だ、だって…恥ずかしいじゃないの」

【須賀京子】としての姿しか知らないクラスの皆には幾らでも言えるけどさ。
でも、春の場合は、俺が男だって、【須賀京太郎】だって知っているんだから。
下手に綺麗だなんて言ってしまえば、それこそ口説き文句になってしまう。
ある程度、距離感もつかめてどういう風に接したら良いのか分かってきたからこそ、そういうのはやっぱり言えない。



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