過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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850: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/21(金) 02:12:58.45 ID:JPW1+QVLo

春「…じゃあ、次は湧ちゃん…」

京子「ぅ…これ本当に続けるの…?」

湧「…須賀さあはあちきの事…湧っちゅうのは嫌…?」

京子「い、嫌じゃないけれど…そもそも湧ちゃんも良いの…?」

湧「あ、あちきも…ずっと遠慮しとった…から…その…」

京子「……そう。じゃあ…湧ちゃん」

湧「えへへー」ニコー

京子「ほら、笑ってないでちゃんと返してくれないと」

湧「うん!京子さあ」ニコニコ

小蒔「えへへ…良かったですね、湧ちゃんも」

湧「はい。姫様のお陰です…っ」

京子「…お陰?」

明星「…実はずっと湧ちゃんは京子さんの事を下の名前で呼ぶにはどうすれば良いのか考えてたんですよ」

京子「えっ」

湧「げ、げんなかにぃ…」カァァ

そうか…。
俺は湧ちゃんに遠慮させてただけじゃなくって悩ませていたのか。
全然気づかなくて、なんだか申し訳ない事をしてしまったな。
さっきのも多分、ただ釘を刺しただけじゃなく、名前で呼ぶように軽く促してくれていたんだろう。
それをまったく気づけ無い時点でやっぱり俺はまだまだ女心を理解出来てないんだなぁ。

京子「…ごめんね、湧ちゃん。私がもっと早くに勇気を出してれば…」

湧「そ、そげんこつなかです…!」フルフル

京子「じゃあ、これからは今まで以上に仲良くしてくれるかしら?」

湧「はいっ」ニコー

京子「ありがとう…とっても嬉しいわ」ナデナデ

湧「えへへ…あちき…今、おぜー嬉しい…」ニコー

京子「ふふ…私も湧ちゃんとまた仲良くなれて嬉しいわ」

小蒔「これで一件落着って奴ですね」

明星「そうですね。…まぁ、多少は恥ずかしかったですけれど」

春「恥ずかしがる明星ちゃんは可愛かった…」

京子「えぇ。確かに新鮮だったわね」

明星「も、もう…止めて下さいよ…っ」カァ

京子「ふふ…って…あら?」

恥ずかしがる明星ちゃんの向こう側で二人の女の子が男に囲まれている。
女の子の顔に見覚えはないが、あの制服は間違いなく俺達と同じ永水女子のものだ。
品のある顔立ちはとても愛らしいもので、その二人組がどこかのお嬢様であることが分かる。
それに対して男たちの方は見るからに柄が悪そうな感じだ。
俺達とそう年齢は変わらないはずなのに、私服を着て街にいる辺り、どっかの不良か何かか。



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