過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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856: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/21(金) 02:18:55.47 ID:JPW1+QVLo

京子「それで…離して頂けるんですか?」

「んー…それじゃあ慰謝料で手打ちってのはどうっすかねぇ?」

京子「…慰謝料ですか?」

「おねーさんも永水女子の人なんでしょ?だったら実家は金持ちだよなぁ?」

「パパに頼んで300万くらい持ってきて下さいよぉ」

「あ、勿論、一人300万な?」

京子「お一人300万ですか」

こいつら出来ないと分かってて吹っかけてきてるな。
それでなし崩しに俺も巻き込んでしまおうって腹か。
下卑た笑いからはその辺が全部透けて見えるみたいだ。
だったら…遠慮はいらねーよな。

京子「その程度で宜しいのですね?」

「えっ」

「えっ」

「えっ」

京子「安心しました。3000万とか言われるとちょっと困ってしまいますから」

勿論、そんな金額俺が自由に出来る訳がない。
俺の持ってる貯金全部合わせてもその1/10にすら到達しねーよ。
小蒔さんたちならともかく、俺には実家の援助なんてまるでないしな。
でも、永水女子ってだけでお嬢様だと思い込んでいるこいつらにとってそのブラフは効くはずだ。

京子「でも、流石に手元でそれだけの金額はありませんから少し電話させて貰っても宜しいですか?」

「あ、あぁ…構わねぇけど…」

「え?本当に300万?」

「…おねーさんマジで払う気なの?」

京子「少なくとも霞お姉さまとのお茶会にはそれだけの価値がありますから」

京子「財界政界の偉いお方も霞お姉さまの点てたお茶を飲みにくるくらいです」

京子「そこで知己を得られるのであれば、お父様もそれくらい安いものだと思ってくれるでしょう」

「…やべぇ、スケールでかすぎてまるで分からねぇ…」

安心しろ、俺も言ってて訳分かんねぇから。
財界政界のお偉いさんがやってくるお茶会ってどんだけやばい代物なんだよ。
そんだけ大規模なお茶会なんて、今どき皇族主催でもないとあり得ないだろ。



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