過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
1- 20
925: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/26(水) 04:19:16.24 ID:haQiXXE7o

―― それからの俺の生活は変わった。

まぁ、変わったと言っても、朝起きる時間や寝る時間に関してはほぼ一緒。
食事についてもほぼ皆と摂っているし、お稽古事も続いている。
皆の関係もそれなりに良好でギスギスしたりする事はない。
変わったのはただ一つ。
そんな生活の中にと本格的勉強や麻雀の練習、そしてフェンシングの練習が加わったって事だ。

京太郎「は…あぁぁ…」ドサ

やべー…思ったよりこれきっつい。
勿論、今までもお屋敷での生活に勉強や部活めいたものも混じってはいたけれどさ。
でも、それはあくまで遊びの延直線上で、そこまで厳しいって訳じゃなかった。
しかし、こうして学校生活が本格的にスタートするとやっぱり辛い。
その上、山田さんにフェンシングの稽古までつけてもらっているのだから尚更だった。

京太郎「(あー…もう寝る時間か)」

ついさっきひと通りする事が終わったのに、時間はもう深夜だ。
やるべき事をやって自由時間なんて殆どないのにこれは結構辛い。
体育会系でもここまで自由時間のないのって寮生くらいじゃないだろうか。

京太郎「(やっぱタスク増やしすぎなのかなぁ…)」

しかし、仮にも俺は『開正学園でトップクラスの成績を取っていたお嬢様』なのだ。
スポーツにだって長け、クラスの委員だって務めていた非の打ち所のない完璧超人なのである。
勿論、今から付け焼き刃でそんなものになれると俺も本気で思っている訳じゃない。
でも、あまりにイメージと『須賀京子』の実像がかけ離れていれば皆の失望を買ってしまうだろう。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/844.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice