過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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965: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/26(水) 04:43:16.19 ID:haQiXXE7o

巴「部屋まで戻れそう?」

京太郎「…大丈夫っす」

とは言え、部屋に戻れないくらいやばいって訳じゃないはず。
足の感覚は何時もと大分、違うけれど、軽く足を動かした感じ問題はなさそうだ。
違和感は否めないけれど、まぁ、ここから数十メートル先の自室に戻るくらいは出来る。

京太郎「じゃあ…俺はもう休みますね…」

巴「うん。ホットミルクは大丈夫?」

京太郎「多分、なくてもぐっすり眠れると思います…」

巴「そっか。良かった」ニコッ

巴「じゃあ、おやすみなさい、京太郎君」

京太郎「はい。おやすみなさい…」フラフラ

巴「……京太郎君」

京太郎「え…?なんですか…?」

巴「…やっぱり私、部屋まで送るわ」

京太郎「え…?」

巴「そんな風に足元安定しない姿を見て安心して送り出すなんて出来ないから」

京太郎「ぅ…」

まぁ、確かに俺も思っていた以上に頭が揺れてびっくりした。
まさしく千鳥足って足元には俺も不安だったから正直、巴さんがついてきてくれるのは嬉しい。
でも、お屋敷の中とは言え、女の人に送ってもらう男ってどうなんだろうか。

巴「肩貸しましょうか?」

京太郎「い、いや、流石にそこまでは必要ないですよ…」

巴「じゃあ、手を繋ぐとか…」

京太郎「どんだけ過保護なんですか…」

巴「だって…それくらい心配なんだもの」

京太郎「それは有り難いですけどね…」

巴「ほら、遠慮しないの」ギュッ

京太郎「う…」

そう言いながら強引に手を掴まれてしまった。
瞬間、俺のものとは別物の柔らかさが手の中に広がっていく。
ついでにちょっと熱いように感じるのはさっきマッサージして力を入れていてくれたからだろうか。
そう思うとちょっとだけ申し訳なくなる。



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