過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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967: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/26(水) 04:44:18.36 ID:haQiXXE7o

巴「と言うか、一応、これでも仲良くはしてるつもりなんだけど…まだ足りないの?」

京太郎「まぁ、女の子と親密になりたいっていうのは男の本能みたいなもんなんで」

巴「本能…じゃあ、京太郎君は私と仲良くしたいのは本能に言われたからなんだ」ジトー

京太郎「い、いや、違いますよ。んな事ないですって」

巴「じゃあ、京太郎君は私の事どういう風に仲良くしたいの?」

京太郎「えっ」

巴「…私も姫様みたいに添い寝してあげた方が良い?」ジッ

京太郎「すみません、俺が悪かったです」

あの後、小蒔さんが俺と同衾してたっていうのは知れて屋敷中が大騒ぎになったのはまだ記憶に新しい。
何とか誤解は解けたものの、針のむしろに座らされたような居心地の悪さは本当に酷いものだった。
今まで築き上げた信頼関係が崩れ落ちていくのを感じるのは一度だけで十分過ぎる。
巴さんはその辺、分別のある人だし、小蒔さんみたいに大騒ぎになったりはしないだろうが、それでもやばい事に代わりはないのだ。

巴「京太郎君ってそういう所、結構、ヘタレよね」

京太郎「う…そ、それよりほら、もう俺の部屋ですよ」

巴「あ、まだどういう風に仲良くしたいって聞いてないのに逃げるの?」

京太郎「か、勘弁してくださいよ…」

そんな事言いながら俺達は襖を開けて部屋へと入った。
そのまま電気をつければ見慣れた自室の光景が光と共に飛び込んでくる。
もう慣れ親しんだそれに一つ息を吐いてから俺は机に向かおうとして… ――



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